青汁は健康に良い飲み物ですが、その独特な味から「飲みにくい」というイメージもあります。
実際、緑黄色野菜の王様であるケールを使った青汁は苦みや青臭さが強く、苦手な人は多いでしょう。
そんな青汁ですが、「きな粉」を加えることでおいしく飲めるってことを知っていますか?
ここでは、青汁をおいしく飲むための組み合わせについて、ご紹介していきます。
青汁ときな粉を混ぜるとどうなる?
青汁は、それだけでも十分栄養価の高い飲み物です。普段の食事で不足しがちな栄養を、簡単に補うことができます。
しかしそこに大豆の粉である「きな粉」を混ぜることで、食物繊維、カリウム、イソフラボン、カルシウム、ビタミンB群、亜鉛、鉄分などをさらに補うことができるのです。
特に食物繊維は便秘の改善に役立ちますし、イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることで知られていますね。
栄養がプラスで補えることもメリットですが、きな粉の香ばしさやほのかな甘さが加わることで、苦味のある青汁が飲みやすくなるというメリットもあるのです。
青汁きな粉のおすすめの飲み方
ではここからは、「青汁+きな粉」にさらに他の食材を加えた、おすすめの飲み方をご紹介していきましょう。
青汁きな粉と豆乳
豆乳は大豆から作られており、牛乳よりもヘルシーな飲み物として知られています。カロリーは少ないのに栄養価は高いのです。
イソフラボンも豊富に含まれていますから、女性特有の悩み(生理痛の緩和)や、女性ホルモンのバランスを整える効果、さらにはエイジングケアにまつわる効果まで得ることができます。
青汁の苦味もカバーできますので、とても飲みやすくなりますよ。
青汁には含まれていないタンパク質も、豆乳と混ぜれば摂ることができます。
青汁きな粉とヨーグルト
酸味の強いヨーグルトと青汁の相性は抜群。
無糖のプレーンヨーグルトに混ぜることで、ほのかな甘みが得られます。スイーツ感覚で食べられるので、お子さまにもおすすめの青汁きな粉の摂り方です。
ヨーグルトと食べることで善玉菌を増やすことができ、便秘の改善にも役立ちます。乳酸菌と一緒に摂ると青汁の吸収率もアップすると言われています。
青汁きな粉とバナナで朝ごはんに
青汁、きな粉、バナナ、そこに水か牛乳、または豆乳を加えて混ぜれば、食欲のない朝にもおすすめの手軽な朝食ができあがります。
どうしても朝は食べられないという人も、ドリンクなら飲めるのではないでしょうか。
バナナは青汁を飲みやすくしますし、腹持ちもよくなります。1日の活力も、バナナが入れば十分得ることができるでしょう。
貧血気味の人や美容効果を得たい人は、ここに「黒ごま」を加えるのがおすすめ。ごまはミネラルが豊富ですし、抗酸化作用のあるセサミンを含んでいます。
活性酵素の働きを抑制することができますので、手軽に美容効果を得たい人にはおすすめの摂り方だといえるでしょう。
青汁きな粉はこんな人におすすめ
青汁きな粉は、どんな人におすすめなのでしょうか。それはずばり「女性」です。
何度か出てきましたが、きな粉は大豆から作られていますので「大豆イソフラボン」が豊富に含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをすることが分かっていますので、女性の悩みの緩和や美肌などにも効果が期待できます。
ただ青汁を飲むだけでもビタミンやミネラルなどの美容に大切な成分は補うことができますが、それよりもさらに高い効果を得ることができるでしょう。
青汁ときな粉を混ぜることで、様々な相乗効果が得られることが分かりましたね。自分に合った素材をプラスして、自分なりに青汁をカスタマイズしていきましょう。
いろいろな組み合わせを知っておくことは、青汁の味に飽きたときにもおすすめですよ。